2002年6月号のSNOOZERに掲載されていた「ロックンロール不滅の250曲」という特集で取り上げられていた曲をプレイリストにまとめました。
SNOOZERは元rockin'onの副編集長であった田中宗一郎さんがロッキング・オン社を退社後、編集長として創刊した音楽雑誌です。
2011年には廃刊してしまったのですが、刊行された中でも特に人気があるのがこの特集が掲載されたROCK'N'ROLL ISSUE号でした。
隔月刊行なこともあり、他の音楽雑誌と比べても分厚く文字数も多いのが特徴のこの雑誌でしたが、特集記事だけで165ページもあり、通常時の約2倍のボリュームがある非常に熱量と気合のこもった号でした。
2002年というとザ・ストロークスやザ・ホワイト・ストライプスらのガレージロック・リバイバル勢がNME(イギリスの音楽誌で、つい先日紙版の廃刊が発表されました)によって見出された翌年という何度目かのロックンロールのルネッサンスが起きていた頃です。
ロックンロールとロックは同じだと言う人もいますが、個人的には別物だと考えていますが、このプレイリストもその線引きを行っているように思えます。
また、ロックンロールの二大発明がリトル・リチャードのシャウトとチャック・ベリーのギターリフだったとするならば、その二つを拡大解釈と変奏し続けてきたのがロックンロールの歴史だったということが見えてくるプレイリストではないでしょうか。
そんなロックンロールの名曲ばかりが揃ったプレイリスト、ロックンロールが大好きな方もそうではない方も是非聴いてみてください。
